ネズミ引越


ネズミ駆除:エンドックスが良いって本当?

 

エンドックスとはネズミ駆除に使用される薬剤で、遅効性を持っています。

 

つまり、ネズミが毒エサを食べている途中で効き目が表れることはありません。

 

そう言われると意味がないんじゃないかと思われるかもしれませんが、ネズミは非常に賢い生き物で、もしエサを食べている最中に違和感があれば食べるのを止めますし、それを見ていた仲間がこのエサは危険だと判断すれば、次からそのエサを食べることはなくなってしまうでしょう。

 

安心して食べられると判断し、それが数日続くことで初めて効果を発揮するのが、最大の利点なのです。

ですが、場合によっては毒エサを食べないということも考えられます。

 

その時は、ネズミが一日に何度も毛づくろいを行い、手足をなめる習性、そして警戒心が強く通り慣れた道しか通らないという習性を利用します。

 

通り道に粉末タイプのエンドックスを撒いておき、手足に付着させることで、それを毛づくろいする時に舐めるように仕向けるのです。

 

 

毒とは気づかずそれを繰り返すことで退治できるというわけです。

 

このように、使い方を変えることで警戒心の強いネズミでも数日かけて退治することが出来ます。

 

ネズミ駆除は出来るだけ早急に行いたいところでしょうが、慌てても思うようには進みません。

 

時間をかけ、しかし確実に退治できるようにエンドックスを使いましょう。

 

 

 

ネズミの駆除期間が長すぎるのはNG


ネズミ駆除を自分で行う場合、「やっぱりプロに頼んだほうが良い」という見極め方法として、『駆除期間』を一つ考えてみると良いと思います。

 

通常、プロに頼むと、個人住宅の場合は、3カ月以内に終了することが多いです。

 

ネズミの数が多くない人だったら、2回か3回の訪問で十分に完了します。

 

逆に言えば、3カ月以上も自分でネズミ駆除をしながら、なかなか結果がついていないのであれば、それはネズミ駆除方法を間違っている可能性があります。

 

ねずみ駆除方法は、長期化すればするほど、ネズミが増えてしまう可能性がありますので、あんまり望ましい事ではありません。

 

子ネズミが生まれるまでが20日くらい。

 

そしてその子ネズミが繁殖能力を持てるようになるのが、生後3カ月程度ですので、ネズミ駆除に半年以上もかかっていると、その間に子ネズミが生まれて、かなりの数に発展している可能性があります。

 

よく自宅に現れるクマネズミは1組のカップルから1年で500匹近くの数に増殖すると言われているため、非常に被害が深刻です!

 

駆除期間が長引くことは、ネズミの増殖に大きく関わりますので、やはり早めにネズミ駆除をしたほうが安心です。

 

ネズミの数が増え過ぎると、素人では完全に駆除するのが難しくなってきます。

 

 

 

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