ねずみ駆除、マンションで対処するときのポイント
マンションでねずみ駆除を行なう際のポイントとして、まずはねずみの特徴について知る必要があります。
ねずみの生息は、建物の高さに影響を受けます。
高い階よりも低い階の方が生息率が高くなります。
また、季節による影響も受け、夏に最も出現しやすくなります。
次に、建物を徹底的に調査をする必要があります。その際に、巣を見つけた場合、巣を撤去します。
そして、ねずみの通り道に粘着剤を塗布した罠を仕掛けて、駆除を行ないます。
次に、ねずみの嫌がる天然成分の忌避剤を用いてねずみの棲みづらい環境を作ります。
マンションでねずみ駆除を行なう際の最も重要なことは、ねずみの侵入口を完全に塞ぐことです。
どこにねずみが生息していて、どこからねずみが侵入しているのかを把握して侵入口を閉じなければ、ねずみを駆除しても次から次へと侵入してきます。
自分たちだけで対処できない場合は大家さんに相談することも必要になるかもしれません。また、気をつけていただきたいこととして、ねずみを駆除しようと殺鼠剤を使用することはマンションではおすすめできません。
これは、死体が腐敗して悪臭やハエの大量発生、ダニの拡散など二次的な被害を受ける可能性が高くなります。
ねずみ駆除と大家さん
賃貸で生活をしている時にねずみ駆除が必要になった場合、その際の費用は誰が負担するのか気になるところではないでしょうか。
家賃を支払っている以上、大家さんの方でどうにかしてもらいたい気持ちもあるのですが、その点について触れてみましょう。
では賃貸暮らしの際には大家さんの負担で駆除をしてもらえるのかと言いますと、どうやらこれは難しいようです。
過去にも法律的な判例があるようですが、駆除自体の費用は入居者の負担になる可能性が高いとされています。
入居者が負担する事になる理由ですが、ねずみが発生するのは賃借人の使用状況との相関関係を否定する事ができないからです。
つまり入居者が汚く使っているゆえにねずみが発生している可能性もありますので、入居者自身の責任によってねずみ駆除をする必要があるとされています。
ただし、建物に穴があいているなどして、そこからねずみが侵入している場合ですと建物の所有者である大家さん側の負担によって補修をするのが妥当とされています。
残念ながら入居者側で費用の負担をしなければならない可能性がありますが、ですがもしかしたらサービスで駆除をしてもらえる可能性もありますので、まずは一度管理会社の方に相談をしてみるのも良いかもしれませんね。
一軒家のねずみ駆除は一筋縄ではいかない!
一軒家の場合、自分でねずみ駆除をするよりも、業者に依頼してしまった方がおすすめです。
一軒家の場合は、ねずみの巣や侵入口が多数あり、素人が一人で全部把握するのは無理です。
そのため、知らない間に、どんどんとねずみが増えてしまうことも多いです。
表面的に、キッチンに表れたねずみだけを駆除していては、効果がないのです!
巣では沢山の子ねずみたちが生まれ、その子たちが繁殖能力をつけたら、爆発的な増殖をする可能性がありますので、巣や侵入口ごと駆除しないと意味がありません!
でも、素人にとっては、その巣や侵入口の発見が最も難しいのです!
特に一軒家の場合は、範囲が非常に広いので、どうしても特定するには、それなりのねずみ駆除のノウハウが必要になってきます。
1LDKのような狭いマンションだったら、素人でもある程度巣や侵入口を特定することもできますが、一軒家の場合は、候補になる場所が多いですし、何よりも巣や侵入口の数が多い可能性もありますので、一つ見つけただけでは終わらないことも!
やはり専門の業者さんにお願いをしたほうがやっぱり安心感があるのでおすすめです!
一軒家の場合で、なかなかネズミが消えてくれない場合は、業者さんが一番です。