ねずみ駆除:安心して駆除するために
家の中にいつの間にか住み着いてしまったねずみは、そのまま放置するとどんどんその数を増やしていってしまいます。
ねずみは様々な病原菌やダニなどを媒介するため、家の中の衛生状態に大きな影響を与えてしまいます。
また、食料品を餌として食べ散らかす他、何でも齧る習性を持っているため、柱や壁、または電気のコードなどを齧られてしまい、ひどい時には漏電や火災を起こしてしまうこともあります。
このねずみの被害を食い止めるためにはねずみ駆除の対策をとる必要がありますが、素人が駆除を行っても中々効果が現れないことがあります。
ねずみは警戒心が強く、また動きも素早いので、駆除や捕獲をするには専用の道具を使う必要があります。
しかし、直接的に捕獲をして、手でねずみを触るとばい菌が手についてしまいますし、暴れたねずみに齧られてしまうとそこから感染症を引き起こすこともあります。
安心して駆除を行なうのであれば、プロの業者に相談するのも有効な方法です。
プロの業者は家の構造やねずみの移動経路、また個体数などをしっかりと調査し、確実な方法で駆除を行います。
特に駆除が終わったあと、再びねずみが侵入することのないようにアフターケアを利用できるのも業者に依頼する利点です。
ねずみ駆除と餌
なぜねずみが住み着いてしまうのかというと、そこに餌と巣に最適な環境が整っているからです。
ねずみは餌を食べないと生きて行くことは出来ません。これを逆に考えると、ねずみに簡単に餌を持っていけるような環境をなくせばねずみ駆除が出来るということになります。
ねずみが食べるものは実に多彩です。雑食性なので、肉、野菜など問わず食べます。中には石鹸を食べてしまうねずみもいます。
肉食動物や草食動物などと違って、大概のものは食べてしまう動物です。
家庭で被害に遭いやすいのは、棚の中の保存食品です。パスタ、麩、クッキー、米、小麦粉、などは格好の獲物です。段ボールにいれておいても、簡単に食いちぎって中身を食べてしまいます。
インスタント食品が入っていれば、喜んで食べます。
野菜は、ネギ類以外は好んで食べます。ネギ類は好まないということは、野菜のまわりにニオイの強いネギ類やにんにくなどを一緒に置いておくと良いかもしれません。
ねずみが1日に食べる量は、自分の体重の1/4〜1/3にもなると言われています。
小さいながらにかなりの大食らいなので、気づいたら保存食品全てを食べられてしまったというケースもあります。食品の管理には気を付けましょう。
毒餌をねずみ駆除で使用するタイミングは?
毒餌をねずみ駆除で使用する場合、おすすめの時期があります。
それは秋から冬にかけて、ネズミの食欲が最も高まる時です。
毒餌を使っても、なかなかねずみの食いつきが良くないっていう時にはおすすめの時期に試してみてください。
ただ、毒餌は犬や猫を飼っている家では、誤食の危険性があるのであまりおすすめできません!
毒餌を誤食した場合、猫や犬が体調を壊してしまう可能性があります。
そのため、ペットがいる家では、毒餌以外の駆除方法を考えることをおススメします。
ねずみホイホイとかも、ペットが誤って踏んでしまうと、毛にまとわりついてしまい、大変なことになるので気を付けましょう。
ねずみ駆除というのは、動物を飼っている家では、駆除方法を選ばないといけなくなってしまいます。
ペットへの悪影響が出ない駆除方法を考える必要があります。
自分ではどうしたらいいのかわからない場合は、やはりペットの健康も考えて安全に確実に駆除をできる専門業者にお願いしてしまった方がおすすめです。
専門業者にあらかじめペットのことを相談しておけば、ペットに被害が出ないような駆除方法をしてくれます。
ねずみ駆除はペットの健康を損なわないように行う必要があります。