ネズミ駆除と木酢液
夜な夜な天井裏で騒ぐネズミに困っていらっしゃる方も多いのでは無いでしょうか。昔からネズミ駆除に使うといえば、殺鼠剤でしょうか。
しかし、この殺鼠剤大変危険な事でも有名です。昔から、ペットが殺鼠剤を間違って口にして死亡する事例が多発しています。
ペットが居なくても、やっぱりネズミとはいえ薬殺するというのに抵抗があるものです。そんなときに、利用したいのが木酢液です。
どのホームセンターでも売られている木酢液、これが、ネズミの忌避効果があるのです。飽くまでも殺すのではなく、忌避効果ですから定期的に散布しなければならないのがデメリットです。
しかし、その分安全性は高い物です。木酢液も、色々な種類があり害虫の忌避剤として使用する物は粗悪品を使います。
入浴剤用などとして販売されている物は、臭いなどが弱いですから効果は薄くなります。臭いで鼠が逃げるということで、ネズミ駆除として使う事ができる訳です。
しかし、集合住宅で使う場合やペットのいるお宅では使用に注意が必要になります。犬猫なども、臭いを嫌がりますので使わない方が無難と言えるでしょう。
集合住宅でも、まくことにより隣近所の迷惑になる可能性もあります。お隣近所に声掛けをした上で、散布後に問題が無いか確認してみる事も大事です。
ネズミ駆除で有名な殺鼠剤とは?
ネズミ駆除の毒クスリとして、『ダンクローデン』があります。
ダンクローデンは、エンドックスと同様の殺鼠剤ですが、エンドックスよりも即効性に優れているクスリで早くネズミ駆除ができるのが特徴です。
ただ、即効性のある毒性の強いタイプの毒餌は、ねずみの警戒心が非常に強いと、受け付けないこともあります。
大体、ネズミのエサは、1週間くらい同じ場所に置いておき、様子を見るのが基本です。
しかし、1週間経っても、ねずみが食べてくれないようであれば、少し毒性を落としてでも、食べてくれるようにエンドックスのような殺鼠剤を使った方が良いケースもあるのです。
自分の家に住んでいるねずみの性格によって、ダンクローデンの方が良いか、エンドックスの方が良いのか変わってきます。
ダンクローデンの方が即効性があるので、早くねずみ駆除をしたい人からしたら、ダンクローデンで上手くいってくれた方が安心だと思います。
でも、ネズミが食べてくれないと、効果がありませんので、やっぱりネズミがよく食べてくれる毒餌を仕掛けることが、結果的には早く駆除できるのです。
毒餌の場合、ねずみが食べるかどうかっていうのが、一番大きな問題になってきますね。
パスサンでネズミ駆除はできるのか?
バルサンの燻煙だけで、ネズミ駆除できたらすごく楽なんですが…。
バルサンの燻煙だけでネズミ駆除を完璧に出来ると思ったら大間違い!
燻煙がなくなれば、またネズミが戻ってくる可能性は大です!
ネズミは非常に頭が良い動物と言われています。
学習能力が高いので、一度痛い目を見たら、二度と同じ罠にはハマらないとも言われています。
それがネズミ駆除が困難と言われている理由の一つです。
一度効果があったからと、何度も何度も同じようなネズミ駆除方法を使っていると、それだけネズミも慣れてしまうのです!
結局ネズミも、慣れてしまえば、「また、バルサンか。
終わるまで、外で待つか」と、まさに人間と同じ感覚で一時的に家を出るだけになってしまうのです。
バルサンを焚いて、一回でネズミがいなくなるのであれば、それは効果があったと言えますが、数日でネズミが戻るようであれば、もうバルサンでの駆除は難しいと言えます。
できれば、バルサンで退治するのではなく、別の駆除方法を試してみる方が良いですね。
どうしても自分で無理な場合は、早めに専門業者に頼まないと、家の中でネズミが何匹も増えて行ってしまいますので、迅速な対応や決断が必要になってきます。