ねずみ駆除とビニールハウス
ビニールハウスで野菜などを育てている時にしっかりと対策をする必要があるのがねずみです。
農家の中にはねずみによる被害を受けた事がある方がとても多いと言われているくらい厄介な存在なのですが、せっかく育てた野菜や果物などを食べさせない為にもきちんと対策を行う事が大切ですね。
基本は外からの侵入を防止する事ですので、その為にも有効性のある電気柵を作るという手があります。
もし、電源の確保ができない場合は有刺鉄線で作った柵を利用するのも効果的とされています。
その他にも忌避剤を利用するのも有効ですね。ビニールハウスに利用するのは抵抗があるかもしれませんが、天然由来の成分で作られている物もありますので安心して使用できます。
もしすでにビニールハウスの中に侵入しているようならねずみ駆除が必要ですが、駆除の際には殺鼠剤や粘着板を利用するのが良いでしょう。
ねずみがいる場合は地面に穴があったりしますので、そこへ殺鼠剤を入れておいたり、通り道になりそうな場所に粘着板を設置する事で効果をあげる事ができます。
ただし、しっかりと侵入させない為の防止策ができていないといくら退治をしても被害を食い止められない可能性がありますので、まずはいかに侵入させないように対策をするかが重要ですね。
ねずみホイホイは○○○サインを目印に置く!
ねずみ駆除でねずみホイホイのような粘着シートを使う場合、『ラットサイン』を見つけることが重要になります。
ねずみ駆除用の粘着シートを有効利用するには、『ねずみの通り道』に罠を仕掛ける必要があるからです。
ねずみは警戒心が強いので、いつもの通い慣れた道じゃないと、なかなか歩きたがらない習性があります。
そのため、ねずみの通り道に粘着シートを仕掛けておけば、効率良くねずみを捕まえることが出来ます。
よくプロのねずみ駆除業者なんかは、粘着シートと毒餌を組み合わせて、同時に仕掛けたりします。
初心者が粘着シートを利用する場合も、出来るだけねずみが思わず罠にはまってしまうような場所に仕掛けておかないと、簡単には引っかかりません。
特に気を付けたいのが、粘着シートを部屋のど真ん中などに配置すること!
いかにも『罠』っていうのが見え見えで、ねずみは警戒して通りません。
毒餌でも、ねずみは警戒心が強くて、すぐに食いつかず、2、3日様子を見てから、ようやく口にするねずみもいます。
それだけ慎重な性格をしているねずみが、部屋の真ん中に仕掛けた粘着シートにそう易々と捕まったりしません!
やはり粘着シートでねずみを捕まえるのであれば、ねずみを油断させることが重要です。
音を使ったねずみ駆除
音を使ったねずみ駆除の場合、家の中に体調不良を起こす人が出てくる可能性があります。
超音波を使ってねずみ駆除をして、頭痛を感じる場合は、出来るだけ使用を控えるようにしましょう。
一番良いのは、超音波を使ったねずみ駆除を諦めることですね。
そして、別のねずみ駆除方法にしたほうが、体のためには良いと思います。
毒餌を使う方法やねずみホイホイ、檻をつかった捕獲方法もあります。
しかし、もっとも簡単なのは、専門業者に頼むことだと思います。
専門業者さんにお願いをすると、やはりそれだけ駆除は確実ですし、楽になります。
自分でやることが少なくなるので、負担が色々と減ります。
経済的に10万円くらい払える余裕があって、あんまり自分でねずみ駆除をしたくない人だったら、専門業者さんの方がおすすめです。
今はすごく安くねずみ駆除をしてくれる専門業者さんが増えています。
一人暮らしのマンションとかだったら、1万円程度からやってくれるところもありますので、一度相談してみるのも良いですね。
平均的には10万円~20万円もあれば、一軒家のねずみ駆除でも出来ると言われています。
逆にそれ以上の高額な請求の場合は、悪徳業者の可能性もありますので要注意です。