ネズミ引越


ネズミ駆除にはホウ酸団子がいいって本当?

 

ホウ酸団子はゴキブリの駆除に使う毒餌ですが、ネズミ駆除にも多少の効果があると言われています。

 

しかし、ホウ酸は哺乳類に対しての毒性は微弱なので、殺鼠剤として使うのは難しいと考えられます。

 

そもそもホウ酸が毒となる仕組みは、細胞内のホウ酸濃度が高くなり、エネルギー代謝が出来なくなることで死に至らしめるというものです。

 

つまり、細胞がエネルギーを作れないようにすることで生命活動を停止させるということです。

 

しかし、哺乳類は腎機能によってホウ酸を尿として排出する機能があります。

 

ゴキブリはホウ酸を排出する仕組みが備わっていないので、少量でも毒餌として使えます。

 

しかし、ネズミ駆除に効果を出すためには、かなりの量を食べさせる必要がありますし、うまく食べたにしても腎臓の働きで排出されてしまうので、効果はあまり期待出来ません。

 

全く効果が期待出来ないわけではありませんが、ネズミに対してはもっと効果的な毒餌を使ったほうが良いでしょう。

 

よく使われるのは、クマリン系の毒餌です。数時間で死に至らしめる毒性の高いもの、数日でじわじわ効いていく毒性の低いもの、の2種類があります。

 

数百円〜数千円で購入可能なので、ホウ酸団子よりもこちらのほうが使い勝手は良いでしょう。

 

注意!夏のネズミ駆除のデメリット

 

毒餌を使ったネズミ駆除をするのであれば、『夏』は出来るだけ避けるようにしましょう。
なぜ夏を避けてネズミ駆除をしたほうが良いのか?

 

それは『夏だとネズミの死骸の腐敗が早いから』です。
ネズミの死体は、やっぱり気持ちが悪いので、少しでも早く処理をしたほうが良いです。

 

特にネズミホイホイを使った場合、ネズミが絶命するまでにかなりの時間がかかり、その間に必死に暴れた際、手足がちぎれてしまうこともあり、死体をがとんでもなく残酷な状態で発見されることもあります!

 

ネズミホイホイで壮絶なネズミの死体を見てしまった人は、もうトラウマになってしまうこともあります。
そのため、ネズミの駆除で悩んでいる人は、処理のことまで考えて、対策をしたほうが良いと思います。

 

ネズミの死体が出てきた時に、その現実の処理のきつさを思い知る人も多いです。

 

ネズミの死体を処理できる自信がない人は、最初からネズミ駆除の専門業者にお願いをしてしまった方が良いです。
また、ネズミを生け捕りしてしまった場合も、自分で殺して処分をしないといけなくなってしまいますので、ネズミを殺すのに胸が痛くなる人も多いです。
そのため、ネズミの駆除方法は、よく考えないといけません。

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